今井町公民館 ー「ミチコオノ日記」読者集会所ー

旧称:「ミチコオノ日記」読者日記もしくは私的ファンサイト

弾ける瞬間は、ありますか?

 

 

 

 

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こんにちは、高岡ヨシです。

突然ですが、みなさま、何かが弾ける瞬間はありませんか?

 

横たわっていた感情が、ムクッと起きだす、あれです。

はたまた、作りかけていたラーメンを放置してしまう、あれです。

 

何かを感じて、現象は起こる。

分かりやすくバンッと弾けたり、パンパンと連続で弾ける事もありますが、ジワァ〜パッと泡が気化するように弾ける例も稀にあります。

 

自分が初めてその弾けを感じたのは、小学生の時に聴いた X です。

姉のお下がりで、プリンセス・プリンセスとマッキー・ノリユキ氏の歌詞カードに縛り付けられていた自分を解放したのが BLUE BLOOD(お隣兄さんのお下がり)と名の付いたアルバム。

1曲目のプロローグ終盤、ピロピロとなるピアノの音色をバックに聞こえる Yoshiki氏のボソボソつぶやきに対し、意図が理解出来ぬままCDラジカセの前に座った自分の耳に飛び込んだ『ぶるぅ〜ぶらぁ〜(ど)』という叫びが、その合図でした。

 

途切れる事なく始まったギターサウンド。

 

弾けました。

 

弾けた後も、プリ×2やマッキー氏を聞かなくなったわけではありません。ただ、全く新しい扉が自分の中で開いたのです。

以前、自分の小説でも書いたのですが、アニメージュ版のナウシカ、そしてAKIRAの単行本を読んだ時も、同じ現象が起きました。

 

弾けたリアクションは対象によって様々ですが、基本、嬉しくて堪らなくなります。

文字で表すならば、「何だこれ、何なんだこれ」です。

小学生だった当時の自分は、その感情をどう対処していいのか分からず、何度も再生ボタンを押し続ける事しか出来ませんでした。

 

何かを叩いたり、ギターを手にしたり、踊ったり、歌ったり、描いたりと、弾けによって生まれた思いをどう扱うかは十人十色だと思います。

 

自分の場合、中学時代に「17才」というドラマに出会い、その舞台に憧れてからは想像上の街づくり、授業で銀色夏生、親戚の家で黒田三郎の詩集と遭遇してからは、書くという行為に「何だこれ、何なんだこれ」をぶつけてきました。

 

先程から「弾ける」と、簡単に書いておりますが、日常生活の中でその「弾け」要素にぶち当たる確立は、給食のマドンナであるワインゼリーと巡り合う確率よりも低いのです。

他の方の場合は分かりませんが、自分は色々なものを漁って体験し、心の「はじめまして」が消えていく歩幅と合わせて、弾ける瞬間は減っていきました。

カナダへ移住し、生き残る事だけに集中していた時期は尚更です。

 

自分は最近、ご無沙汰になっていた大きな「弾け」を体感しました。

体を貫かれるような弾け、音で言うと「ダンッ!」です。

 

この「ダンッ!」は、Windows98に差し込んだCD-ROMで見た、Ken Ishii の「EXTRA」以来の衝撃でした。

 

 

因みに、この映像を目にした時、確実に新しい何かが開きました。

鬱屈の真っ最中にいた自分を、救ってくれたのです。

 

久方ぶりにお目見えした「ダンッ!」の出処は、ミチコオノ日記でした。

 

自分がミチコオノ氏と出会ったのは、日記の13話でした。

 

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仁くんの瞳に惹きつけられ、ナギさんも触れておられる14話のミチコの笑顔に取り込まれました。

 

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ただ、撃ち抜かれたのは15話です。

 

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言葉は、いりませんでした。

 

 

文字通り、心が揺れて、そして踊る。

このお話を読んだ後、自分は嬉しくてガッツポーズをしました。

 

その後、大関先輩の作品集を見つけた時、気持ちを抑えきれず、走って猫とじゃれ合いました。

 

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何とも言えない感情で溢れている、ミチコオノワールド。

そこはやはり、感性のパラダイス銀河でした。

 

自分は氏の作品から、刺激をもらっています。

マリオのように弾け飛び、はてなブロックを叩き、キノコを得ています。

 

自分だけでは見逃していたドア、開けなかったであろう引き出しに光を当て、そこで成った実を食べています。

 

とても不思議な感覚なのですが、氏と交流していると、内側からの求めに貪欲になれるのです。

今まで持っていた傾向や執着よりも、単純に好きなもの、嬉しい想いに素直になれるというか、奥に息づいているものを全て出そうと思えるのです。

 

うーん、褒め過ぎていますかねぇ?

 

でもそれが実際、氏の作品と出会って自分が感じた想いなのです。

 

ミチコオノ氏を通して、出会えた方達。

きっと、氏がいなかったら交わっていなかった方達。

出会えた縁に、最大限の感謝をします。

 

そして、ナギ純平さん。

コメントにも書かせて頂きましたが、音頭を取って下さり、ありがとうございます。

あなたがいて、輪が繋がります。

 

摩訶不思議な縁に、もう1度、感謝。

 

長々、失礼致しました。

 

高岡ヨシ

 

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